幼稚園 保育園 比較

保育料比較

一番気になる保育料。

 

幼稚園と保育園とでは大きな差があるように言われています。さて、本当のところはどうなんでしょうか?

 

幼稚園を管轄する文部科学省の調べによると1年間の保育料は以下のようになります。

 

公立幼稚園:54000円or74000円
保護者の年収によって異なります。290万円以下なら54000円、それ以上なら74000円です。

 

私立幼稚園:138000円〜275000円
こちらも保護者の年収によって違います。

 

一方、保育園を管轄する厚生労働省の調べによると、認可保育園の保育料は、平均で月2万円〜3万円です(保護者年収が400万円〜600万円の場合)。

 

もっとも、保育料の場合は親の年収もさることながら、自治体によって倍近い差があります。たとえば東京と千葉県の保育園で2歳児を預けた場合、東京なら29000円ですが千葉県某市だと月額保育料は55000円を超えます。

 

このように、親の年収、子供の年齢、住んでいる自治体によって大きな差があるのが保育園です

 

また、私立幼稚園に通う家庭に支給される幼稚園費用補助金制度という制度がほとんどの自治体であるのですが、この制度により支給される金額も自治体の財政状況などによって大きく異なります。

 

幼稚園の方が保育園より保育料が安いというのは一般的ですが、自分の住んでいる地域でどうなのかという点については市役所などで確認してみるのが一番の近道です。

保育時間比較

まず、保育園と幼稚園では子供を預かる前提が違います。

 

保育園・・・家庭では保育できな状況にある子供を保育する

 

幼稚園・・・家庭で保育されている子供を保育する

 

このため、保育園では、公立の認可保育園の場合は11時間保育が基本となって仕組みが構築されています。特に最近は女性の社会進出が増加していますので、夜間保育や休日保育を行う保育園も増えてきています。

 

一方、幼稚園では、基本的に4時間〜7時間程度が基本です。

保育内容

幼稚園の場合、「幼稚園指導要領」に示されている教育目標やねらいを基に、各園が創意工夫して保育内容を決めています。これは幼稚園指導要領に具体的な保育内容の指示がないためです。

 

一方、保育園になると、前提として家庭で保育できないから預けられている子供に対する保育ですから、当然、内容は広範多岐にわたります。

 

指針が書かれている「保育所保育指針」にも、より具体的に保育内容が示されています。

 

例えば、トイレトレーニング衣服の着脱歯磨きなどの自立した生活をするための項目が示されていたりするわけです。

 

ただし、最近は少子化の流れで多くの幼稚園、保育園が園児の獲得を意識せざるを得なくなっています。

 

当然、保育内容も従来のものにプラスして文字や数を教えたり、運動に力を入れたり、英会話をカリキュラムに取り入れたりと、園それぞれで創意工夫をしているケースが増えています。

給食

これも前提となる条件によるのですが、家庭の保育の代わりという意味合いのある保育園では給食が出るのが普通です。が、内容は保育園により様々で、主食を持参しなければならないところと、主食も含めた完全給食が出るところに分かれます。

 

このあたりは自治体による差が大きいところですので、入園を決める前に要確認です。

 

一方、幼稚園では給食の有無自体が園によって異なってきます。あるところとないところ、また、給食が出ても、民間業者から納入させるためにアレルギーなどの問題へは対応ができなかったりする場合があります。

 

最近では曜日別に給食の日とお弁当の日という具合に交互にしているところもありますので確認してみましょう。

待機児童の現実

報道などでは待機児童の問題がクローズアップされることが少なくありませんが、実際に待機児童が問題となっているのは東京などの都心部、それも0歳〜2歳児くらいまでです。
現実には、地方は少子化の影響で園児確保に追われる園が少なくありませんし、東京であっても3歳児以上になると入園に困るようなことは少ないようです。

 

しかし一方、幼稚園、それも私立の場合になると状況は一変し、人気のある幼稚園に入園希望者が殺到するという状況が続いています。

 

かわいいわが子に間違いのない、より良い保育環境をと考える親がほとんどですから、人気の幼稚園となると競争率が非常に高くなるんですね。

 

一般的には、子供を保育園や幼稚園に入れるのは早い方が良いでしょう。

 

それは家庭ではどうしてもフォローしきれない部分が出てきてしまうからです。昔は保育園に行くこともなく、小学校に行くまでは家庭のみで育てられるというケースが当たり前でしたが、当時は地域社会があり、そこには老人から赤ちゃんまでいろんな立場の人が触れ合う機会があったものです。

 

そういったものがほとんどなくなった現代の日本で、家庭だけで子供を育てるというのは人間性をはぐくむ上でリスキーですらあります。保育園でも幼稚園でもどちらでも良いので、できるだけ早くから社会生活を経験させてあげることが大切です。

 

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